トップメッセージ
100年企業を目指して、
伝統を守り変革を起こす。
代表取締役社長堀江 陽
業態改革を進め、
さまざまな形のおいしいお寿司を。
京樽は、テイクアウト事業(お持ち帰り寿司)、外食事業(回転寿司、他)、製造物流事業(セントラルキッチン)の3事業を展開しており、それぞれがもっと美味しいお寿司を届けるため、さまざまな取り組みを行っています。テイクアウト事業では、接客力をよりいっそう磨くべく、「スマイルミーティング」という研修を実施しています。研修を通して最高の笑顔での接客を身に付けて、これまで以上に良いお店づくりに取り組んでいます。外食事業では、「もっと美味しく」「もっと活気を」をテーマに、商品力と接客力をより高めるプロジェクトを進めています。その取り組みのひとつである赤シャリへの変更はネット上の口コミでもポジティブなコメントが増えており、成果は着実に表れていると感じています。セントラルキッチンでは、従来の酢飯や上方鮨、いなり寿司に加え、冷凍寿司もつくるようになりました。冷凍寿司は、スーパーや自動販売機で売ることもできるし、日本だけではなく海外に販路を広げることもできる。私はそこに大きな可能性を感じています。そして、業態改革を進めながら、さまざまな形のおいしいお寿司をお客様に届けていきたいと考えています。
店舗としてだけではなく、
プロダクトとしての京樽を強化する。
当社の創業は1932年。企業の平均寿命が23.8年(東京商工リサーチ調べ)と言われるなか、実に90年超の歴史を誇ります。しかし、今後100年企業を目指すにあたっては、その歴史にすがっているだけではいけません。伝統を守るとともに、変革を起こす必要があるのです。前述した冷凍寿司のように、店舗ではなくプロダクトとしての京樽を強化していく取り組みも変革の一例です。世の中では食糧問題やエネルギー問題が取り沙汰されていますが、極論、シャリさえあれば寿司ビジネスはなくならない、と私は思っています。京樽の味や文化はしっかりと存続させつつ、環境に合わせて変化、あるいは進化させていく。それが成長の鍵となります。
新たな発想を生み出し、挑戦を楽しめる仲間と働きたい。
以前の京樽は、「店舗運営の経験を積み、いずれは店長を目指す」というのが一般的なキャリアパスでした。むしろ、それしかなかった、と言ってもいいかもしれません。しかし今は事業が多角化し、それにあわせて働き方も多様化しています。野球でたとえるなら、ピッチャータイプの人もいれば、キャッチャータイプの人もいる。いろんな人材が集まることで組織としての幅や深みが増し、活躍のフィールドが広がっています。そして、そんな個性豊かなメンバーで伝統を守りつつ変革を起こしていくのが、これからの京樽です。成功するまでやり続けるのが私のポリシー。新たな発想を生み出し挑戦を楽しめる仲間と、ぜひ一緒に働きたいと思っています。